1. DNS/ホスティング

こういう資料もあったが、なにを言いたいのか。

ドメインの登録権を検査するか、危険な登録は排除するか。

1.1. ドメイン登録代行

DNS/管理/ドメイン/指定業者: JPドメインなどの登録代行業者

DNSホスティングには含めない。登録代行業者が『別途』行うDNSゾーンサービスなら含めてよい。

DNS管理をできない人がホスティングサービスを使うのは難しい。 特に業者を替えるのは非常に大変です。

類似項目:DNS/共用ゾーンサービス

1.2. DNS コンテンツサーバのアウトソーシング

コンテンツサーバであっても、/NSレコードが固定されている業者もあるので注意が必要です。

1.3. 安全性

作成するゾーンの権利を確認していないことが多い。

2012年にさくらのDNSサービスにこの種の脆弱性を見つけて、連絡した。

DNS/脅威/共用ゾーンサービス

JPRSからの注意喚起: DNSホスティングサービスの利用におけるネームサーバーホスト名の設定について https://jprs.jp/tech/notice/2017-07-27-nameserver-ipaddress.html

2018年にlame delegationとの組み合わせが危険であることに気づいた。(遅かった)

1.4. 移転と解約

契約解除と同時にサービスを停止してくれれば、大きな問題とはならない。 しかし、多くのプロバイダではそこまで明確にされていないので、確認する必要があります。

それは旧いゾーンを持つサーバが動いていると、いわゆる[浸透しない]状況が発生する可能性があるからです。

解約時の手順が明示されている業者はあまりないのです。

1.4.1. 旧サーバの解約が先か後か

NSレコードが自由に設定できるなら、解約はあとでもいい。(でも、。。。)

あるところの案内には以下のようにあった。

ドメイン情報反映期間終了後、旧サーバーの解約手続きを行ってください。 

DNSに関しては古いコンテンツを答える旧サーバの停止が急がれます。 (コンテンツが思い通りに設定できていれば、急がなくてよい。)

1.4.2. 解約の例: Amazon Route 53

https://www.facebook.com/note.php?note_id=175626212492348

「浸透問題」を起こさないように注意が書いてある。

1.4.3. 解約後のことは知らんですむのか

DNS/非協力的事業者 DNS/ホスティング/BAD

1.5. 解約を急がないほうがよい

委譲情報はリゾルバーのキャッシュに保持される。

残っている状態で解約、ゾーン削除が起こり、直ちに別人にゾーンを作成される可能性がある。

1.6. サービス例

OCN, NTT: http://www.ocn.ne.jp/business/hosting/dnshost/ 「自由度の高い設定」とだけ書いてある。

IIJ: http://www.iij.ad.jp/service/system/IIJ-DNS.html 資料にも説明なし

JPRS: http://jpdirect.jp/general/dns/ 試験サービス、NSレコードは設定できない。

mioシンプルDNS(IIJ): https://www.iijmio.jp/guide/outline/dn/ NS レコードは設定できない。(iijmioサーバ固定らしい。)

http://aws.amazon.com/route53/ 調査中

http://cvh.jp/dns/dns.html 従量制料金に注目(qmail.jp くらいでも、1万円/月以上になる。)

http://www.onamae.com/guide/domainnavi/config/005.html お名前.com NSも設定できるらしい。

http://www.value-domain.com/howto/index.php?action=moddns value-domain

1.7. DNS ホスティング解約

NSレコードが設定可とあっても、サブドメインを委譲するためだけに制限されている場合がある。 解約時の手順が明示されている業者はあまりない。 NSレコードが自由に設定できるなら、解約はゆっくりでもいい。

KDDI: http://www.kddi.com/business/kddi_dnshosting/index.html NSレコード設定可、解除時の説明は不明

NIFTY: http://domain.nifty.com/domain/dnshos.htm 詳細不明(説明なし)

SAKURA: http://www.sakura.ad.jp/services/other/nameserver/ 詳細不明(説明なし) サポート?

http://business.ctc.jp/service/idc/name_station.html NSレコード設定可、解除時の説明はなし

http://business.fttx.co.jp/service/lineoption/dnshosting/index.html 説明なし

東京大学学内サービス: http://dh.ecc.u-tokyo.ac.jp/service.html

http://www.rapidsite.jp/function/option/zone.html A,MXだけ設定可能らしい。

http://www.1andonly.jp/transfer.htm レンタルサーバ移転の手順あり、移転を全面的にサポートとある。

ここはDNSサーバ上の情報削除が明示されている。

だが、

DNSサーバ上の情報削除は解約希望日以降に行います。

とあるので、いつ削除してくれるのかは明らかではない。(書いてあるだけましだ。)

となると、旧NSデータなどを更新する必要があるのだが、多分できなそう。