1. DNS/Kaminskyの警告

[http://www.doxpara.com/?p=1215 On The Flip Side] 多数の人がすぐに実行できる対策

最近になって Kaminsky のページに以下の文章が掲載されている

これらには「攻撃手法の具体例」は重要ではないことが書かれている。

DNS キャッシュが非常に危険な状態である現在はもっともな理由ではある。 しかし、そろそろ攻撃が成立する例を公表していいのではないか。

そして、発見から公表までに 6ヶ月も間をあけたのはなぜか。 その間の危険はどう考えたのか。

謎は積みかさなっている

1.1. 心配

脆弱性を残したままの多数のサイトがある。警告は目に入らないのだろう。

日本での静けさは『DNS の危険性をまったく理解していない』のではないかと、 心配になる。(特にマスメディア) JPCERT が警告するだけでいいのか。

もし業界に騒ぎにしたくないという発想があるとしたら、間違っている。

技術系の人間は(経営者の)道具に使われているだけだから、という説もある。

「インターネットなんてこんなものだ」と言う分った顔の人が問題というのは 石井先生のページからのパクリ。根はオイルピーク問題と同じだろう。 そこまでインターネットが理解されていない可能性もある。

理解は進みましたか。


2008-09-08 前野年紀

MoinQ: DNS/毒盛/Kaminsky手法/講演/警告 (last edited 2021-05-02 07:00:32 by ToshinoriMaeno)