1. 逆引き検査の問題点

[http://www.zvon.org/tmRFC/RFC2505/Output/index.html RFC 2505]] 1.4. 節では、 DNS の負荷、DoS 攻撃に加担する危険、DoS 攻撃される危険性などに 触れられています。

1.1. paranoid 検査をやめた理由

逆引きで得られた名前の A レコード(IP アドレス)を検索して、 もとの IP アドレスとつきあわせるのが paranoid 検査です。

逆引きが設定されている IP アドレスの多く (80 %以上)が 順引きもちゃんと設定されていて、parnoid 検査にパスしました。

順引きにより増えるネットワーク負荷にみあう spam排除効果が期待できないこと、 逆引きが嘘である場合、第三者の DNS サーバに負荷をかけること、などの理由で paranoid 検査は行わないことにしました。 ([wiki:SpamJp:paranoid.html 過去の経緯]])

逆引きでさえ正しく設定されていないものが多い現状では 「パラノイド設定を要求することはより困難な DNS 設定を要求する」 からという理由もあります。