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1. なぜ lame delegation が発生するのか。
http://www.e-ontap.com/dns/ssmjp/#\(31\)
登録サーバ名に関して、考えてみよう。NS移転との関係がありそうだ。
- ゾーン作成前に委任 (名前の間違いも含めておく。)
- 委任したままゾーンを削除した。ゾーンが削除された。
https://twitter.com/beyondDNS/status/1696362757602583024?s=20
(プロバイダに関係なく発生しそうなシナリオ)
NS移転時に新旧両方のNSを委譲登録したのを忘れて「放置」している。
- 旧NS上のゾーンが移転後削除される。 (新NS上にゾーンが作られないケースもあるかも。)
これでlame delegationの出来上がり。 午後0:22 · 2023年8月29日
1.1. ゾーン作成前に委譲
さくらをレジストラとして、ドメインを新規登録すると、lame delegation状態になるようだ。😅
他のレジストラでも、似たことが起きるかもしれない。
1.2. 委譲名の間違い
awsdns に多い。(コピペの失敗か、コピペしなかったか。)
ns-*.awsdms-07.org. ns-*.aswdns-31.org. ns-*.awsnds-41.org. ns-*.awsdnzs-08.co.uk. ns-*.awdns-56.com. ns-*.awsdn-45.net. ns-*.awsdnd-56.net.
子ドメインのNSを登録しているものがある。(awsdnsなど)
- awsdns (Route53) の場合、子ドメインに対するゾーンを作成して、そのNSを親ドメインのNSとして委譲登録しているものがある。
親ドメインはlame delegationになるのだが、子ドメインのAなどは引けるというリゾルバーの欠陥と重なって、見えなくなる。
1.3. 逆引き
1.4. 委譲した状態でゾーンを削除
awsdns (Route53) で多いのは、委譲を残したままで、ゾーンを抹消していると推測できる場合だ。(自滅)
- 課金をさせないのが目的だろう。これで問題が起きないと思う理由はわからない。
Cloudflare でゾーン削除を行う理由はよく分からない。
- CF上でNS変更でも行ったのだろうか。
DigitalOcean DNS ではレジストラに乗取られるのかも。-- ToshinoriMaeno 2023-08-29 22:20:59
- アカウント取り消しでゾーンも消されるのだろうか。
1.5. ゾーンが登録抹消・停止
whois 登録情報などが存続条件を満たさないために登録抹消・停止された。
1.6. ネームサーバーが消えた
NSの属しているドメインの登録が抹消された。(期限ぎれなど) visa.co.jp で発生した。