= PDP-8 = https://ja.wikipedia.org/wiki/PDP-8 12ビット語 アドレスの下位7ビットだけを直接指定するので、 4,096ワードのメモリは128ワードの「ページ」に分割されることになり、 命令のビット4でカレントページかページ0(アドレス範囲を八進法で示すと 0000 から 0177)を指定する。 命令部3ビット == ページ == ページ0に変数を置くと、どのページを実行中でもそれにアクセスできるため、ページ0のメモリは特別である。 ページ間ジャンプやサブルーチンコールはカレントページ内から間接アドレス指定で行う。 ページをまたいだ参照や分岐は余分なワードを必要とするため、ルーチンを128ワードのページ境界に収まるように書くか、 なるべくページからページへの移行が少なくなるように書くことが重要だった。 そのため、何ワードかをいかに節約するかに頭を悩ませることが多かった。 PCのインクリメントで自動的に次のページに移行できるため、プログラムを意図的にページの最後尾に置くことが多かった。 アドレス 0010 から 0017 までは自動インクリメント機構という特殊性がある。 ---- Hitac-10 は一語16ビットであるが、pdp-8 の拡張と見ることができる。 アドレスパートは9ビットに拡張されて、ページサイズが512語になっている。 命令部は5ビットになっている。 (auto-increment, decrement機能はない。) シフト命令が豊富、拡張(倍長)命令を追加など。 超小形電子計算機 HITAC 10 https://www.hitachihyoron.com/jp/pdf/1969/11/1969_11_06.pdf