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1. spam 送信側が対応(再接続)してきたら
[:SPF] などを使いましょう。dnsbl が効果を発揮するでしょう。
[:ゆっくり対応する]ことは spam 受信量を減らす効果があります。
2. 再送しない MTA があります (RfcIgnorant)
RFC に従った動作をするようにお願いしましょう。
3. 別のサーバから再送してきます
[:SPF] レコードを設定してもらうよう、お願いしてみましょう。
4. 一時エラー返答のもたらす遅延に耐えられません
- 知らない相手からの初めてのメイルの受信が 30 分くらい遅れて問題に なるようであるなら、メイルを使うことを考え直しましょう。
- ホワイトリストに登録しましたか。
- 逆引きできない相手や、動的割りあて IP アドレスだけに
「お馴染さん」方式を適用してはどうでしょう。
メイルというのは遅延があるものです。 いかなる遅延も許容できないというのであれば、他の伝達手段を使うべきです。
5. 実装はどうなっていますか。パッチ(?)は公開されていますか
やってくる spam はサイト毎に特徴が違うようです。 関連ページを読んで、ご自分でいろいろ試してください。
qmail を使っていて、C プログラミングの経験があれば、難しくはないはずです。
もし、パッチがなければ実装できない、ということであれば、 業者 (例: http://www.reflection.co.jp/spam/) に相談することをお勧めします。
6. 接続拒否した記録はどこにありますか
tcpserver のログを見てください。
rblsmtpd.c を改造して envelope 情報を記録しています。
7. この方式が普及すると、大規模メイルマガジンの配送に支障がでます
大規模メイルマガジンの配送のためにメイルがある訳ではありません。
spam のせいでメイルが使われなくなったら、メイルマガジンや ML も崩壊します。
SPF などを使って、メイル送信ホストを公表して、対応してもらいましょう。