1. ルートゾーンKSK/日本では/e-ontap
1.1. blog
要点は以下です。 DNSSEC 署名の検証は無効に UDP サイズ制限は小さくすべき TCP 53 が止められていないこと
構成の話として、ここの要点を先頭にまとめておくのがいいでしょう。
本文はその説明という形で。http://www.e-ontap.com/blog/20170807.html
-- ToshinoriMaeno 2017-08-07 06:57:03
総務省の書いていることがおかしいというのは議論なので、 混乱中のひとが簡単に理解できると思わない方がいい。
- 総務省はDNSSEC推進活動をしてきたのだろうか。興味がないので、知らないだけか。
総務省だけが問題なのではない。
- JPRSに始まり、JPNIC, NISC それぞれの注意におかしな点がある。
共通するのはDNSSECを使っていなくても影響がある(可能性がある)と言っていて、
- それがパケットのフラグメントが発生すると言っていること。(放置すれば、発生する可能性はなくはない。)
たとえ、パケットフラグメントが発生したとしても、それだけでDNS検索不能になるわけではない。
1.2. 無料セミナーの資料
DNSSECの仕組みとKSKロールオーバへの対応 http://www.e-ontap.com/dns/DNSSEC-seminar2017.pdf
1.3. 気になる言葉
「もっと異なるシンプルな問題回避策」
なんのことだろう。「総務省があやしげな報道発表」をするのが問題だとは思うのだが。
1.4. 私の理解
「DNSSECを使わない立場で、影響を受けないためには」こうするのがいい。という説明ですね。
- 慌てて、リゾルバーをDNSSEC対応させようとすると、危ない。
UDPは512オクテットのままにしておいて、ednsは使わない。
<長い返事はtruncatedになるので>リゾルバーは TCPで問い合わせなおす。
(DNSSECを使っていなければ、 問題なし)
これだけで十分でしょう。わからないのであれば、この10倍書いても分からせるのは無理かと。
-- ToshinoriMaeno 2017-08-07 07:00:26
どこかの画面でチェックを付けるだけで、DNSSEC対応になるとは思わない方がいい。