Describe spam/メイリングリストでの対策 here.
http://spam.qmail.jp/ml-spam.html
1. メイリングリストでの spam 対策
メイリングリストで spam が配布されると多数の購読者の時間が無駄になります。 spam を配布するのは spam に協力するのと同じです。 spam の疑いがあるメイルを購読者に配送しないのは当然ではないでしょうか。
linux-users ML は登録者だけが投稿できるように設定されました。 (2003-07-17) 効果のほどは観察してみれば分ります。
spam 対策しない ML は spam が来ることで参加をためらうひと、退会するひとのことは考慮しないのでしょうか。
送信先が多数ある ML では spam 排除に手間をかけても十分見返りがあります。 ML サーバでは spam を受信しないように工夫をすべきでしょう。
1.1. メイリングリスト管理者ができる spam 対策
1.1.1. spam 送信ホストからの SMTP 接続を拒否する
spam は受け取ってしまうと面倒です。 ブラックリストを使って SMTP で接続拒否します。
また、DNS/逆引き設定がされていないホストからの接続を一時保留にしたり 送信を遅らせたりする方法もあります。
1.1.2. 受けとってしまった spam メイルを区別する
spam/フィルターにより判別する方法を使います。
このときにも他サイトに負担をかけないように ブラックリストの指定には注意しましょう。
spam フィルターを使ったときに間違って判定することを おそれる必要はありません。 spam フィルターは検閲ではありません。
拒絶された投稿は管理者に送るもよし、拒絶の理由を付けて投稿者に返信するも よしです。拒絶の理由が理解できない投稿者がいることが心配なら 別の投稿アドレスを用意するのもいいでしょう。
spam フィルターの有無で登録先を 2 つに分けるというのもいいアイデアです。 購読者が多ければ、試す価値は十分ありそうです。
spam だと分ったら、捨てましょう。バウンスしてはいけません。
こういう配慮をしてこそコミュニティが発展するのではないでしょうか。 spam が多いとか少いとか、xxx を排除していいのか、 というような議論では解決策は見えてきません。
1.1.3. メイルが届かなかったアドレスはすぐに配送リストから削除する
- VERP を使っていれば、簡単に自動処理できます。
リンク:
http://www.zvon.org/tmRFC/RFC2505/Output/index.html Anti-Spam Requirements on an SMTP MTA (RFC 2505)