1. DNS/移転するな

DNSサーバの移転を安易に考えてはいけない理由を書きます。

1.1. DNSサーバの移転にはDNSについての知識が必要です

DNSサーバが簡単に移転できるという甘い言葉にだまされてはいけません。

移転したいのなら、しっかりDNSを勉強してください。

移転には乗取りの危険性もある。-- ToshinoriMaeno 2019-04-22 01:06:23

参考文献: http://homepages.tesco.net./~J.deBoynePollard/FGA/dns-switching-content-servers.html


「移転するな」は最初のサーバを慎重に選べ、に通じるが、これは無理というもの。


「信用できる業者を選べ」も無理だろう。

http://okwave.jp/qa/q6418820.html

安かろう、良かろうはここまできて嘘だとわかるわけです。

1.2. 移転には移転元の協力が必要

でも、移転元が協力的だったら、移転しようとは思わないだろう。

sphere.ad.jp, dns.ne.jp, cpi.ad.jp, namedserver.net, value-domain.com

などは、解約ドメインのゾーン情報を消去しないケースが目立つ。これらでは「浸透遅延」を覚悟する必要がある。

DNS/移転

1.3. ドメイン運用は安くはない

例えば IIJ のアウトソーシング対価を調べてみることを勧める。

1.4. ホスティング業者は囲い込みのために甘いことを言う

DNSサーバホスティングはサーバホスティングさせるための餌だったりする。

1.5. ホスティング業者はでていく客の相手をしないようだ

DNS移転トラブルの多くは古いDNS(コンテンツ)をサービスするサーバが生き残っていることによります。

人づての話ですが、契約解除した客のコンテンツを消去しないホスティング業者も"たくさん?"あるとのこと。

説明ページに移転(転出)のことをきちんと書いてある業者なら、少しは試してみる価値があるでしょう。

"DNS ホスティング 解約 手順"などで検索してみるのがよさそう。

2. 移転しないでどうせよというのか

移転でのトラブルを避けるためのひとつの方法はあたらしいドメインに移ることです。

DNSホスティング業者も新規ドメインには親切に対応します。

古いドメインはいったん休眠にするか、捨てます。

3. それでも移転したい

自分でやって失敗するのもいい。それが勉強だと割りきれるならやってみるのがいいでしょう。

失敗したくないなら、/専門業者に頼みなさい。 DNS/浸透いうな!

DNS/旧サーバが古い返事を返す


-- ToshinoriMaeno 2011-02-08 13:47:07

MoinQ: DNS/サーバー移転/移転するな (last edited 2023-08-26 23:47:44 by ToshinoriMaeno)