1. お騒がせ見出し

ルートゾーンKSK/日本では

/パニック になるか、と心配したが、なっていない。(そっちを心配した方がいいのかも)

KSKの更新の影響を受けるのはDNSSEC検証を行っているリゾルバーだけです。

DNSSEC検証を行わないリゾルバーには影響しません。

-- ToshinoriMaeno 2017-08-20 11:01:40

いまDNSSEC検証を有効にするのは危ない。

今回の注意喚起や報道のひどいのは、

KSK関連の大きなパケットを受け取る必要があるのはDNSSEC検証をしたいからなのに。

-- ToshinoriMaeno 2017-08-19 01:43:01


1.1. DNSの世界的な運用変更

DNSの世界的な運用変更に伴うキャッシュDNSサーバーの設定更新の必要性

「9月19日までに対応しなければ、ユーザーがWebサイトの閲覧やメール送信をできなくなる恐れがある。」

また、『「DNSにおける電子署名鍵の更改について」というタイトルの<キャッシュDNSサーバーを運用する者が講ずべき措置について解説した資料> を作成』したとある。(この解説資料がいろいろ問題を含む。)😱

総務省総合通信基盤局長から内閣官房内閣サイバーセキュリティセンターあて 総基デ第49号平成29年7月14日 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/cio/dai72/siryou3.pdf

経済産業省からの連絡 DNSにおける電子署名鍵の変更について (繊維産業流通構造改革推進協議会) https://fispa.gr.jp/archives/3794.html

1.1.1. ドメイン管理の仕組み「DNS」が運用変更

1.2. DNS運用の大規模変更

DNS運用の大規模変更に注意喚起--「9月19日までに対応を」と政府 -

DNS運用の大規模変更に伴う Windows の DNS サーバー上での対策の必要性 – Ask the Network & AD Support Team https://blogs.technet.microsoft.com/jpntsblog/2017/08/09/dnssec/


政府じゃないし、注意喚起でもない。-- ToshinoriMaeno 2017-08-20 10:54:13

1.3. ルートゾーンKSKロールオーバー

JPNICのこれが起源? /JPNIC

DNSSECバリデーションにおけるルートゾーンKSKロールオーバーに関する重要なお知らせ 2017年5月31日

【技術情報】ルートゾーンKSKロールオーバーについてのご質問とその回答

【注意喚起・更新】ルートゾーンKSKロールオーバーによる影響とその確認方法について

"ルートゾーンKSKロールオーバーによる影響とその確認方法について"

ルートゾーンKSKロールオーバーによる影響について | さくらインターネット

ネットユーザの1/4が影響する可能性 http://www.excite.co.jp/News/it_biz/20170803/Scannetsecurity_40018.html

KSKロールオーバーによって一部のDNS応答のサイズが増大し、
利用環境によってはIPフラグメンテーションが発生し、
インターネットの利用に遅延や接続できないなどの障害が起こる可能性がある。

ICANNでは、こうした影響がインターネットユーザの4人に1人に及ぶ可能性を示唆している。
たとえサーバ側でDNSSEC検証を無効にしていても、
クライアント側がDNSSECに関する問い合わせをしてくるケースなど、
状況によっては本件の影響を受ける可能性があるとしており、同ページを参考に確認するよう呼びかけている。

因果関係がでたらめだし、ICANNが言っていることとJPRS起源のものとがごちゃ混ぜ。ひどすぎる。 -- ToshinoriMaeno 2017-08-30 01:21:53

1.4. DNS運用者以外にも幅広い影響

JPNIC News & Views vol.1516【定期号】 特集:があります!

<DNS運用者以外にも幅広い影響> と言った時点でいかに分かっていないかを示している。 -- ToshinoriMaeno 2017-08-20 00:13:13

1.5. ほとんどのネットワークに影響

お騒がせのセミナー(ひとよせが目的)

https://majisemi.com/e/c/designet-20170803

1.6. ネットのアドレス管理変更

ネットのアドレス管理変更、企業などに対応要請 総務省 2017/7/23 20:08

https://twitter.com/MPD_cybersec/status/889709684629708800

【キャッシュDNSサーバー】DNS(ドメインネームシステム)において、
電子署名の正当性を検証するために使う暗号鍵の中で最上位となる鍵(ルートゾーンKSK)の更改が実施されます。
キャッシュDNSサーバーの運用者はご注意ください。→

1.7. ドメイン管理の仕組み「DNS」が運用変更

速報 2017年07月24日 13時03分 公開

1.8. 企業LAN、ネット遮断のおそれ

企業LAN、ネット遮断のおそれ 総務省が確認呼びかけ

http://www.asahi.com/articles/ASK7P5FYBK7PULFA011.html

1.9. その他

https://twitter.com/OrangeMorishita/status/885453947577565185

今回のルートゾーンKSKロールオーバーにあたって、
  Verisign LabsやDNS-OARCのサイトで確認をする必要がある人は誰で、
  何の設定を確認する必要があるのか、
という点が理解されていない、ということですか。。

「JPRSではすべてのネットワーク管理者・フルリゾルバー(キャッシュDNSサーバー)の管理者に対し、
各自のネットワークにおいてサイズの大きなDNS応答を正しく受け取れるかを早急に確認し、
問題が発見された場合、適切に対応することを強く推奨します。」と

DNS応答のIPフラグメントがやってくる!準備できていますか? 2017年1月20日JANOG39LT 米谷嘉朗

https://www.janog.gr.jp/meeting/janog39/application/files/5014/8471/4979/JANOG39-LT-yoneya.pdf

1.10. IDCF

見出しはおとなしいが、中身は問題。 http://blog.idcf.jp/entry/ksk-rollover

まず、キャッシュDNSサーバーがDNSSEC検証を行っている・いないにかかわらず、 前述の1,400オクテット超の応答の受信確認を行っておきましょう。